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「成人かかりにくい」…過去の「季節性」で免疫 専門家指摘 新型インフルエンザ 特集 関西発 YOMIURI ONLINE(読売新聞)
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新型インフルエンザに対し、成人の多くはある程度の免疫を持ち、
かかりにくいという見方が専門家の間で有力になってきた。
国の発生動向調査のデータを分析すると、患者が増えているのは
圧倒的に未成年。
さらに新型ワクチンの臨床試験で1回の接種で
成人の大半に十分な抗体ができたため、
過去の季節性インフルエンザ感染によって、
類似の新型にも「交差免疫」が働くという解釈で、
厚生労働省の意見交換会に出た専門家の意見はほぼ一致した。
「ほとんどの人に免疫がない」
とされてきた新型対策の見直しにつながる可能性がある。
全国約5000の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は
、ほとんどが新型になった6月末以降、10月11日までで計20万人余り。
年齢層別では10~14歳が最も多く、未成年が85%。
最近の週の新規患者では90%を占める。
人口あたりの報告数をはじくと20歳代以上は明らかに少なく、
子どもの年齢層がやや高い以外は、過去の季節性と似たパターンを示す。
20~50歳代の200人に行われた国産新型ワクチンの臨床試験では、
1回の接種で78%の人の抗体価が十分に上昇した。
全く初の接種では考えにくい反応で、16日から厚労省が開いた
ワクチン接種に関する専門家の意見交換会では
「成人の多くは過去の感染で何らかの免疫があるようだ」という見解でほぼ合意した。