09/10/08 23:17:08 gJ+y5npm0
病院の建築構造は、意外と特殊なものだ。
通常の建物からは考えつかないような、場合によって「忍者屋敷」のようなつくりにもなっている。
その点だけを指摘すると、一般人にとって複雑で難しくて、健康に悪いとも言われる。
また建材、特に空調等においても「特別製」が要求され、結果、大がかりなものとなる。
さらに消防設備・防犯設備も、手を抜く訳にはいかない。
故に、より効率的な建築技術が求められる。
これに加えて「医療廃棄物」の問題がある。
「解体」時には、大量の建築廃材と医療廃棄物、また放射能廃棄物が排出される。
したがって、コンクリートとセメントと鉄のパターンでは、必然的に「治療」「医療」に限界が生じる。
建ててしまえば、もう医師の力だけではどうすることもできない訳だ。
たとえば、「自殺衝動」のある「精神疾患」の患者が居る場合、コンクリートの質素なつくりは、メリットになる場合と危険な場合がある。
しかし、特にこういった場合、建材・建築構造がひどくものを言うのである。
同様に、眼科、耳鼻咽喉科、産婦人科、手術室など神経作用に直面する場合、
大型のビルにひとまとめにするには、あまりにも特殊かつ専門的で、
現状では所詮「大量同時処理方式」と言わざるを得ない。
結果、それは「金銭主義」を誘引し、飲み水・食事や運動、音楽など、
もっとも生活リズムに密着した重要な部分が、切り捨てられるような「治療?」に落ちいる。
さらに「排泄治療」など、医学・医療の本質的な部分が無視され始め、
病院全体が「霊安室」としての造りに落ち着くのである。