09/06/13 19:15:50 7LwbA2jc0
邑智病院:外科医不在に 邑南町長、知事に確保要望--来月末辞職 /島根
邑智郡内唯一の救急病院・公立邑智病院(邑南町中野)の常勤外科医が、来月末で不在となる。
83年に開院したが、外科医不在の事態は初めて。後任のめどが立たないことから、同町と川本、美郷町でつくる
「邑智郡公立病院組合」の管理者でもある石橋良治・邑南町長は12日、県庁を訪ね、溝口善兵衛知事に医師確保を要望した。
組合によると、外科は現在1人体制だが、男性医師から5月に「家庭の事情があり6月いっぱいで辞めたい」
と申し出があった。慰留したものの結局、7月末での辞職が決まった。
この医師は年間100件以上の外科手術を行い、他の科の手術も支援してきた。外科医が不在になると
救急時を含め専門の処置がとれなくなるという。石橋町長は「外科医がいなくなると、邑智病院は機能不全となってしまう」
と語り、外科医の確保を要望。これに対し、溝口知事は「県としても外科医の増加、適正配置に向け、積極的にかかわっていく。
当座の問題にもできるだけ協力したい」と話した。
今後の診療体制について、組合は18日から各町内で住民説明会を開く。【鈴木健太郎、細谷拓海】
公立病院の外科医確保を要望 /島根
URLリンク(www.chugoku-np.co.jp)