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島根・浜田医療センター、将来勤務条件に医学生へ奨学金支給
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島根県浜田市の国立病院機構浜田医療センター(日野理彦院長)は、将来同センターで働くことを条件に、
島根大などの医学部6年生に120万円を支給する奨学金制度を今年度から始めた。深刻な医師不足の解消が狙い。
対象は、島根、鳥取、山口各大学の医学部6年生。医師免許取得後、各自の大学の医局に所属して
2年間の初期臨床研修を終えた後、3年以内にセンターで1年以上常勤医として勤務するのが条件。
奨学金は在学中に一括で支給し、勤務により返済を免除する。
医学生の学業支援に加え、臨床研修で大学病院に残る学生を増やし、各大学病院を支援する狙いもある。
今年度の奨学金を受ける6年生がセンターで働くのは早くて3年後。今年度の目標は10人で、
病院の運営費から1200万円の予算を確保した。
センターの常勤医師は39人で、本年度の計画45人には足りず、医師確保が急務となっている。
日野院長は「1人でも医師を確保するため、長期的な視点で奨学金を創設した。実績を上げて制度を定着させたい」と話している。