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「大動脈瘤見逃し死亡」 阿波病院 男性遺族、5300万円賠償提訴 /徳島
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県厚生農業協同組合連合会(徳島市)が運営する阿波市の阿波病院(矢木文和院長)を受診した
70歳代の男性が死亡したのは、担当医が腹部大動脈瘤(りゅう)を見つけられなかったためだとして、
遺族が同連合会や担当医2人に計約5300万円の損害賠償を求める訴えを地裁に起こしていたことが、8日わかった。
訴状などによると、男性は2008年5月29日、腹痛と吐き気を訴えて阿波病院を受診。病院は腹痛が軽かったことなどから
胃腸炎と診断、コンピューター断層撮影法(CT)検査を行わずに男性を帰宅させた。
男性は31日、体調不良で同病院に救急車で運ばれたが、病院は「脱水症状」と診断。男性の腹部にあった
大動脈瘤を発見できないまま、男性は6月2日に容体が急変し、大動脈瘤破裂で死亡したとされる。
男性の遺族は「男性は高血圧症を患っており、吐き気などがあれば大動脈瘤を疑うべきだった」などとして
医師2人の責任を問い、また、同連合会に対しては、男性が死亡した後、遺族に適切な説明をしなかったと主張している。
同連合会は「ご遺族に説明会を開くなど誠実に対応したが、理解が得られず訴訟になり、残念。
病院側の診察に過失はない」と、争う構えを見せている。