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≪地域医療再生≫医学生修学資金元通りに 県、減額分支払いへ /秋田
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県財政が逼迫(ひっぱく)するなか、2009年度当初予算でいったん減額された医学生修学資金の貸与月額が、
秋田大学や保護者の強い反発で見直され、08年度の金額に戻ることになった。減額となっていた秋田大医学部の
23人は、4月にさかのぼり減額分も支払われる。
医学生修学資金は、県内に勤務する医師を確保するため県が06年4月から医学生や研修医を対象に貸与。
貸与期間に応じて一定期間、県内の医療機関に勤務すれば返済が免除される。
県は、今後もこの事業を継続させたいと、09年4月から貸与月額を引き下げた。自宅から秋田大医学部に通学する学生は
15万円から10万円に減額され、2~4年生5人と今年4月に入学した18人が減額対象となった。
これに秋田大や保護者らが猛反発。医学部生の一部からは、「最初の約束と違う。受給を辞退したい」との意見もあった。
県は4月、秋田市内で学生や保護者と意見交換会を開いたが、保護者からも「月額15万円の想定で生活設計していた」
などと批判が相次いだ。
県医師確保対策推進室の保坂学室長は、「貸与額の減額を周知できず不信を招いてしまった。
医師確保は県の重要課題なので、学生や保護者の納得がいく形で事業を継続したい」と話す。
来年度以降、秋田大の地域枠入学者については、月額10万円に減額する条件で募集する。