09/06/04 23:44:34 bKRoyfYl0
看護師2万人に過労死の危険(動画あり)
URLリンク(www.nhk.or.jp)
過労死の危険が高まる月60時間以上の残業をしている看護師は、全国に2万人もいるとみられることが、
日本看護協会が初めて行った実態調査でわかりました。
日本看護協会は、若い看護師の過労死が相次いだことを受けて、病院で夜間勤務をする全国の看護師
3000人を対象に初めての実態調査を行いました。それによりますと、ひとつきの夜間勤務の回数は
24時間を2交代で勤務する看護師の場合平均5.1回、3交代勤務では平均8.5回に上りました。また
ひとつきの残業時間は平均23.4時間で、月60時間以上も全体の4.3%いました。年代別に見ますと、
残業時間が最も長いのも、強い疲労感のある人の割合が最も多いのもいずれも20代で、
疲労感の強い看護師ほど医療事故を起こす不安を抱えています。看護師の勤務をめぐっては、
大阪高等裁判所が去年、不規則な交代勤務に加え、月およそ60時間の残業をしていた看護師の突然死を
過労死と認める判断を示しています。今回の調査結果を分析した日本看護協会は、過労死の危険の高い看護師は
全国に2万人いると推計しています。日本看護協会の小川忍常任理事は「危険な働き方をしている看護師が多く、
医療の安全にも影響している。人手を増やせるよう診療報酬の引き上げを求めるとともに、
医療現場の改善も呼びかけていきたい」と話しています。