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救急輪番制、今年度末までの予定決まる 伊賀・名張
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伊賀地域の3総合病院で運営する時間外救急診療の輪番制について、伊賀市と名張市は6月4日、当番病院が未定となっていた
今年7月から来年3月までの予定が決まったと発表した。今後、両市のホームぺージや広報紙などで周知を図る。
伊賀市健康福祉部によると、昨年4月にスタートした輪番制は同市の上野総合市民病院(四十九町)と民間の岡波総合病院(上野桑町)、
名張市の市立病院(百合が丘西1)が平日夜間と休日の二次救急を担っている。今年度は4月から6月までの3か月間の予定が決まっていた。
平日・休日を含めた今年度の当番日は、名張市立病院が昨年度より10日少ない160日、上野総合市民病院が8日多い112日、
岡波総合病院が2日多い93日となる。
4日に伊賀市で開かれた記者会見で、同市健康福祉部の中出富一部長は「常駐、臨時を含めた現場の医師との調整が難しく、
体制決定までに時間がかかった」と説明。来年度以降の見通しについて、内保博仁市長は「基本姿勢として、
3病院の割合は『1対1対1』がベストだと思うが、名張市との協議もある。来年度以降、現在の体制を続けていくのは難しいと思う」
との見解を示した。
また、名張市の亀井利克市長は「少ない医療資源のなかで、今後どうしていくかという現場での協議が長くかかったと思う。
引き続き救急医療体制の充実に向け努力したい」とコメントし、市担当者は「市民の立場に立ち、
これ以上医療体制が悪化しないよう3病院が互いに助け合える体制を協議していく」と話した。