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5月7日付 よみうり寸評
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
〈羹(あつもの)に懲りて膾(なます)を吹く〉というが、懲りたわけでもないのに、羹を想像して膾を吹いたようなものだ
◆海外渡航をしたわけでもなく、新型インフルエンザに感染の可能性など低い発熱患者が、医療機関から診察を拒否される
ケースが相次いでいるという。〈過ぎたるは及ばざるがごとし〉◆新型インフルエンザが多発したり、確認されている国からの
帰国者が発熱した場合はすぐに病院へは行かず、自治体の発熱相談センターに電話して指定された発熱外来で受診しましょう
というのが、政府の方針だ◆ところが「成田空港で働いているだけで相談センターに連絡を求められた」
「相談センターで疑いなしとされたのに拒否された」◆どうやら発熱患者はすべて相談センターで対応するものと
誤解しているケースが多いらしい。これでは〈やすりと薬の飲み違い〉。やすりと薬は一字違うだけだが、まるで違う。
早合点で大間違い◆インフルエンザの事情に一番詳しいはずの病院がとんだ薬の飲み違いではさまにならない。