09/04/01 10:50:15 L4GOE/ZU0
医師派遣 要請の3割
■道医療対策協「非常に厳しい」
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道内の公立病院への医師派遣を進めている道医療対策協議会（会長・高橋はるみ知事）が31日開かれ、
相次ぐ派遣要請に応えきれていない現状が浮き彫りになった。
道によると、08年度は12病院から31人の派遣要請があったが、実際に派遣できたのは9病院11人にとどまった。
このうち5人は札幌医大から派遣され、3人は道が職員として採用した医師が派遣された。NPO法人の
北海道病院協会や北海道医師会と協力して非常勤の医師3人を確保した。
09年度も医師の確保は「非常に厳しい状況」（道の担当者）で、11病院から内科や外科、整形外科を中心に
17人の派遣要請が寄せられたが、3月31日現在、3病院6人しか確保できていないという。
こうした状況に対し、参加者からは地域の開業医との連携を強化して、週末や夜間の当直への協力を図るなどの提案があった。
従来、道内各地への医師派遣を担ってきた３大学（北大、札幌医大、旭川医大）からは、定員増や地域枠の設定、
3大学の付属病院が連携して取り組む研修医の養成プログラムなどの医師確保策が紹介された。