10/06/17 21:02:27 HEh3aviM0
>>892
俺の名はクリス。クリス・レッドフィールド。クラーン市警の特殊部隊である「Ｓ．Ｔ．Ａ．Ｒ．Ｓ」のアルファチームに所属する正義感の強い２５歳の男だ。
同部隊のブラヴォーチームが、アークレイ山地のクラーンファレストで、相次ぐ怪奇遭難事件を調査しに出かけたが消息を絶った。
そして、我々アルファチームが、その捜索にでかけた。
俺達はクラーン森林地帯をヘリで捜索中、ブラヴォーチームの墜落したヘリを発見した。そのヘリには、ケビンの遺体以外誰も見あたらなかった。
他の隊員を捜すべく、我々アルファチームは辺りを捜索した。
そこでゾンビ犬と化したドーベルマンに襲われ、命かながら近くの洋館へと逃げ込んだ・・・・・。ノックもせずに・・・・・。
洋館に辿り着いたのは、俺とジルとキャプテンであるウェスカーの３人だけだった。バリーの姿はなかった・・・・・。洋館はかなり大きな建物だった。
平静を取り戻した俺が、ごめんくださーいと言おうとしたその時、突然奥から銃声が聞こえてきた。
３人は一瞬凍り付いた。もしやバリーでは・・・・・。俺が調べに行く事にした。
３人が辿り着いた１階のホールから、左手の扉を開けて、おじゃましまーすと言いつつ部屋に入った。
そこは誰もいない食堂だった。
縦長の部屋で、かなり長いテーブルが奥へと続いていた。奥の右側には扉も見えた。
左側に行って見ると、テーブルにインクリボンが置いてあった。手に取って見た。
後ろの机には、古いタイプライターが置かれていた。思わず使いそうになったが、
人様の物を勝手に使ってはいけないと思い、そっとインクリボンをテーブルに戻した。
部屋の奥へと進むと、テーブルにジャパンの羊羹（ようかん）が置いてあった。前にテレビで見た事があったので知っていた。ほっぺが落ちるほど甘くておいしいお菓子と言っていた。
俺は、インクリボンは我慢できても、羊羹は我慢できなかった。思わず手に取り、あと先の事をよう考えずに、洋館で羊羹をよう噛んで食べた。これで、ようかったんだろうか・・・・・・・・。
俺は、署に戻ったら始末書を書く事を決意した。