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“病院たらい回し”防げ 携帯で救急隊員受け入れ先検索 /愛知
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救急車の搬送による病院の“たらい回し”を防ぐため、県は受け入れ可能な病院を救急隊が携帯電話で検索できるシステムを開発した。
2009年度の運用開始を目指し、県内の各消防本部に導入を呼び掛けている。
どこの医療機関が診療可能かを県民がパソコンのインターネットで検索できる、県の「救急医療情報システム」を活用。
救急隊に限って携帯電話でも閲覧できるようにした。
どのような症状の患者をどこの病院へ搬送し、どこの病院には断られたかを救急隊員が携帯のサイトに随時入力することで、
その時点での医療機関ごとの受け入れ状況が分かるようにしている。
救急隊員は、救急現場で医療圏や地区、診療科目などを入力すれば、その地区の病院の搬送情報が一覧できる。
救急隊が患者を病院に搬送する際は、病院に直接、電話で照会している。このシステムを使えば、直近の時間で
受け入れ拒否が続いている病院は「受け入れ不可」とみなして照会先から外すなど、一刻を争う救急現場で
搬送先の病院を効率的に選ぶことができるという。
救急医療情報システムではこれまで、医療機関だけが診療可能かどうかの「応需情報」を更新。このため更新回数に限界があり、
ネット上の情報が必ずしも現状を反映しておらず、救急隊はほとんど利用していなかった。今回、救急隊自身が
搬送情報を入力することで、利便性の向上を図る。
県は「各消防本部の救急隊が搬送情報を共有することで、スムーズな患者搬送につなげたい」と話している。 (山本真嗣)