08/12/03 10:02:58 Hm1i+FNe0
>>624続き
一方、近年の医療技術の進歩で、未熟児など集中治療が必要な新生児の救命率が向上、NICUの利用件数や期間が増えている。
それが、NICUの不足にもつながっている。
NICUの整備を早急に進めることが必要だ。そのためには医師の確保も欠かせないが、問題は専門の新生児科医をはじめとする
小児科の勤務医が少ないことだ。
昼夜を問わない激務や訴訟リスクの高さから、退職して開業に転じる医師が相次いでいる。その結果、医師不足がさらに加速する。
小児科を志望する医学生も少なくなった。産科同様の悪循環だ。構造的な問題というしかない。
問題解決の決め手はないかもしれぬが、激務に応える報酬の在り方や臨床研修制度の見直しなど、やらねばならないことも少なくない。
医療への信頼を取り戻すため、国や大学医学部、医師会などが協力して真剣に考えてもらいたい。