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「飛び込み出産」多発に苦悩 出産費払わず「産み逃げ」ケースも /山梨
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妊婦が出産間際に初めて医療機関を訪れる「飛び込み出産」が、県内の病院で毎年、少なくとも十数件起きている。
健診費を工面できないのが理由だったり、出産費を払わないまま行方が分からなくなったりするケースも多く、
病院関係者を困惑させている。(田中重人)
今年、甲府市内の総合病院に産気づいた妊婦と夫が駆け込んだ。妊婦は一度も妊婦健診を受けていなかった。
夫はメーカーに勤めているが、4人の子どもがいて貯蓄は底をついていた。中絶も考えたがその費用も用意できない。
決断できないまま臨月を迎えてしまったという。
対応した看護師は「本当に困った様子だった。不景気の世相を感じる」と振り返る。この病院では健診に途中で来なくなった妊婦や、
周産期に入った三十数週手前で初めて健診に来る人もいるという。
県立中央病院では2003年から06年までの4年間に28件の飛び込み出産があった。07年は数字のまとまっている9月までで
過去最多の9件に上り、増加傾向にある。同病院の07年の出産費未収額は県内最多の1021万円に上り、飛び込み出産分も含まれる。
市立甲府や山梨大医学部付属、富士吉田市立の各病院でも年間1~3件前後あり、女子高生や外国人の場合もあった。