毎日新聞は医師の敵9at HOSP
毎日新聞は医師の敵9 - 暇つぶし2ch49:卵の名無しさん
08/11/16 00:11:42 D0dJB9AS0
発信箱:メメント・モリ=萩尾信也(社会部)
URLリンク(mainichi.jp)

 「自分の死について考えたことがない、というお年寄りが増えている」。医療関係者の集いで耳にした訪問看護師の
秋山正子さんの憂いである。在宅でのみとりをサポートしてきた体験から出た思いに、開業医が「僕も、80過ぎの男性に『私も死ぬの?』
と尋ねられたことがある」と相づちを打っている。
 1960年当時、日本では7割以上が最期を自宅で迎えた。高度医療と核家族化が進んだ今では8割近くが病院で亡くなり、
家で人生を閉じるのは1割ほど。その結果、生き死にの風景は日常から離れ、日本人はいのちの丈について考える機会を失っている。
 「若い子に見せるのはかわいそう」と、臨終の床から子供たちを隔離する大人がいる。医療の世界では、いまだにみとり教育は
二の次に置かれ、臨終の現場を敬遠する医療従事者もいる。ちまたに飛び交う「アンチエージング」や「後期高齢者」の物言いには、
老いや死を忌み嫌う風潮すら感じる。
 昨年冬、同僚の記者(53)ががんの末期を宣告された。「できる限り、記者生活を続けたい」。人生の残り時間を意識した彼の言葉。
事実、死のひと月前まで取材を続け、文字に刻んで今秋逝った。そんな父親の姿に接した大学生の長男は言う。
「父は、僕に生き方を見せてくれたような気がします」
 「メメント・モリ」。ラテン語で「死を思え」。仏教の「生死一如」という教えに通じる言葉には、「いまある生を思え」との意味が込められている。
 「生と死についてオープンに語り合える世の中になるといいですね」。最期に寄り添う秋山さんからのメッセージだ。


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