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妊婦・新生児、昨年度はすべて受け入れ…「周産期医療センター」徳大病院
徳島市民病院と連携、218件
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
医療関係者らでつくる徳島県周産期医療協議会(会長=苛原稔・徳島大医学部教授)の今年度の初会合が、
徳島市内で開かれた。東京都内で妊婦が8病院に受け入れを拒否され、出産後に死亡した事故を受け、
県内で唯一、24時間対応の「総合周産期母子医療センター」に指定されている徳島大病院について、
県が妊婦や新生児の受け入れ実績などを報告した。
飛び込み出産増加に懸念
それによると、同病院では昨年度、母体79件、新生児22件を受け入れた。基幹病院として、
センターを補完する徳島市民病院にも、母体41件、新生児76件が搬送された。どちらかの病院が搬送依頼を受けた時、
他に妊婦がいるなどの理由で対応できない場合は、もう一方の病院で受け入れ、東京のケースのように、
どの病院でも断られるようなことはなかったという。
協議会メンバーの医療関係者は「分娩(ぶんべん)時の脳出血はまれにある。うまく搬送できた場合でも
助からないケースがあることを理解してほしい」と指摘した。
さらに、協議会が県内の医療機関に今年1月行ったアンケートで、出産ぎりぎりまで医療機関にかからない
未受診妊婦による「飛び込み出産」は2006年度12人、07年度15人と増えていることを報告。
メンバーから「どんなお産になるか分からず、ある日突然来られても、診療所は対応が難しい」との意見もあり、
早めの受診を強く呼びかけることにした。