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備後の産科救急医療リポート /広島
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脳出血を起こした東京都内の妊婦が8病院に受け入れを拒否され、都立墨東病院で出産後に死亡した問題は、
産科医不足に悩む備後地方の医療関係者にも波紋を投げ掛けている。福山市では、福山市民病院の産科が休診して
既に1年半が経過、医師からは「東京と同じ問題が、いつ起こっても不思議ではない」と不安視する声が出ている。
産科救急受け入れの中核施設で、高度な産科医療が可能な「周産期母子医療センター」の整備状況など、
備後の産科救急医療の現状を、2回に分けて緊急リポートする。
市民病院休診に不安 福山市周辺＜上＞
母子双方救う体制不十分
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深刻な常勤医不足＜下＞
山間部の救急搬送も課題
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