08/10/31 19:34:28 ZvSYQdoa0
産科医の過酷な労働環境を厚労相に訴え―産科婦人科学会
URLリンク(www.cabrain.net)
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日本産科婦人科学会の吉村泰理事長らと舛添要一厚生労働相は、今回同学会から提出された緊急提言について、15分程度の懇談を行った。
懇談の中で吉村理事長らは、妊婦が受け入れを断られて死亡した問題についての見解や、日本救急医学会との連携など今後の学会としての
取り組みのほか、平均在院時間が月平均340時間に上るなど産科勤務医の過酷な労働環境について述べた。懇談の様子を紹介する。(熊田梨恵)
舛添厚労相「これまでもいろいろと医療ビジョンの策定など、いわゆる『医療崩壊』といわれる産科、小児科、救急の問題について、
いつも(同学会から)提言や協力を頂き、前に進む方向だった。だが、今回都立墨東病院の不幸なことがあった。これを機に、
さらに何かできないかということで、産科婦人科学会の先生と親しく懇談をさせていただければということでお集まりいただいた。
周産期、救急医療体制、特に母体に関する緊急提言ということでまとめていただいたが」
吉村理事長「これまで厚生労働省や地方自治体、周産期医療行政に関しては、かなりの財源を使ってよくやってもらっていて、
一定の成果を上げていると思う。ただ、今回のような母体の救命救急の取り組みについては決して十分でなかったかもしれない。
こういった制度は海外でもできている所は非常に少ない。新しい問題として、新しいシステムづくりが必要なため、このような提言をまとめた」