08/10/30 12:47:45 W/F85fUw0
>>210続き
また「お産は深夜、早朝までかかることがあり、医師2人で昼間の診療と当直の両方をやるのは不可能。定時で帰宅する医師はまずいない」
という県立こども病院(同市青葉区)のように、当直を置かない「地域」認定病院も7カ所あった。このうち6カ所が、
夜間・休日は「オンコール」で対応。05年から産科医が1人になっている東北厚生年金病院(同市宮城野区)は、
夜間・休日の対応は行っていないという。
各病院は十分な体制が構築できない要因として「きめ細かい診療をするようになったのに、産科医の数が増えていない」
(仙台医療センター)、「産科医はリスクが大きいとされ、なり手が減っている」(NTT病院)など、産科医不足を指摘している。
厚労省は各地の周産期母子医療センターの現状を調査中で、県も近く調査に乗り出す予定という。
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【県内の周産期母子医療センターの産科の状況】
医師の人数 夜間・休日の態勢
仙台赤十字病院 6 当直1人、オンコール1人
県立こども病院 2 オンコールで対応
公立刈田総合病院 1(+院長1) オンコールで対応
みやぎ県南中核病院 1 オンコールで対応
仙台医療センター 8(+非常勤1) 当直1人、オンコール1人
東北公済病院 8 当直1人
NTT東日本東北病院 3 当直1人(オンコールの場合あり)
仙台市立病院 7 当直1人
大崎市民病院 4 オンコールで対応
石巻赤十字病院 3 オンコールで対応
気仙沼市立病院 2 オンコールで対応
東北厚生年金病院 1 平日昼間のみ対応
オンコール……病院近くの自宅などで待機し、呼び出しに応じて出勤