08/12/13 10:27:45 Qi2B9QwQ0
踵骨骨折で医師は3日後の手術を予定したが「新聞社で医療を担当していると伝え」受診当日に緊急手術を強要
◇「手術は3日後…」ぼう然 読売新聞(2000.8.1)
(2000年3月の土曜日に、ジョギング中に土手を無造作に飛び降りたところ、かかとを骨折。救急車で搬送される)
「両足のかかとが骨折しています。右はひび程度ですが、左は粉砕しています。
手術は今度、整形外科医の来る火曜日です」
わが耳を疑った。救急車で搬送されながら、直ちに手術できず、3日間も待つの?
「ちょっと待って下さい。先生がいるじゃないですか」
「私には外来があります。命にかかわりないし、急性期の痛みはまもなく引きます。
手術が来週でも結果は変わりません」
そう言うと医師は外来診察になっている隣室に消えた。
たくさんの病院がある東京で、なぜ常勤の整形外科医がいないようなところに搬送
されたのか。ほかの病院を探そうにも身動きが取れず、電話も使えない。そのまま
2時間、処置室に放置される形になり、腹が立った。
(退院後、他の病院の整形外科医に取材したところ、実際は骨折の数日後~7日後
に治療することが多く、治療結果も変わらない、(土日に)すぐに手術できる体制を
取るのが難しい事情もあるとの説明を受ける)
だが、そんなこと、私は知らない。元々痛みには弱い方で我慢が足りないと、家族に
は言われている。「今日、何とかできませんか」と、医師に言った。
しばらくして「院長と相談した」と戻ってきた整形外科医は「私でよろしければ、手術をします」。
私が新聞社で医療を担当していると伝えたことが作用したのか知らないが、
その日の午後、手術することになった。
事後に聞いた土屋部長のアドバイス。「かかとの骨折なら、急ぐよりも信頼できる医師に任せた方がいい。
手術の出来によって、痛みの残り方などが違ってきますから」。その時は、それも知らなかった。