08/12/07 22:32:30 X4m9zh8p0
「たらい回し」「搬送拒否」は適切な言葉?
URLリンク(allabout.co.jp)
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医療者から起きる反発の声
妊婦さんの搬送受け入れがうまくいっていないことが問題になっていますが、さて、報道で繰り返されている「たらい回し」
「搬送拒否」という言葉は適切でしょうか?実は、医療関係者からは、この言葉に対する強い反発の声が聞かれます。
病院バッシング?
日本赤十字社医療センター産科部長の杉本充弘医師は「正しくは『受け入れ不能』あるいは『受け入れ困難』でしょう」と言います。
「たらい回し、拒否といった否定的な言葉が出てくるのは、どこかに病院バッシングの気持ちがあるからではないでしょうか?」
最近出産したあるお母さんは、「たらい回しという言葉を聞くと病院が何の努力もしていないように感じる」と言いました。
確かに「たらい回し」「搬送拒否」という言葉には「本当は受け入れられるのに、面倒だから受け入れない」という職務怠慢・
職務不履行のニュアンスが含まれます。そこが、医療者たちを「違う!本当に余裕がないんだ」と叫びたい気持ちにさせるのです。
受け入れられない場合は他の病院を紹介している
医療者たちが「自分たちがしていることは搬送の拒否ではない」と主張する理由は、ひとつには本当は「受け入れたい」と思っている
ということです。また、総合周産期母子医療センターは、受けられない人を、その場で投げ出してしまうわけではありません。
担当地区内の発生については、他の病院をあっせん(紹介)するのがふつうです。
(中略)