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医療圏超え夜間診療 /愛知
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●内科と小児科復活 【豊橋・豊川など医師会協力】
新城市は1日、新城市民病院(同市北畑)の隣接地に内科と小児科の夜間診療所を開設した。3日から診療が開始され、
祝日を除く月、火、金、土曜の午後8時から同11時まで、新城市に加え、豊橋や豊川など隣接地域の医師がローテーションを組んで
診療に当たる。新城市では内科と小児科の夜間診療が約2年前からなくなり、医療体制の充実を求める声が高まっていた。(岡田匠)
東三河地域は、新城市、東栄町、設楽町、豊根村をエリアとする東三河北部と、豊川市や豊橋市などの東三河南部に医療圏が分かれている。
県医師会によると、医療圏を超えて医師が連携して診療にあたるのは県内初という。
新城市民病院は東三河北部医療圏では、中核の病院に位置づけられている。
だが、05~06年度、名古屋大など同病院に多くの医師を派遣していた大学病院が撤退したため、常勤医は05年度の32人から
現在は20人に減っている。医師不足のため、夜間診療は2年ほど前から、内科と小児科を中止し、外科と泌尿器科しか開けなかった。
このため、この間の新城市の救急患者の多くは隣接する豊橋や豊川などに搬送された。
新城市消防本部によると、東三河北部医療圏への救急搬送は、05年は約1600人いたのに、07年は半減した。一方で、
東三河南部医療圏は05年の約220人から07年は約900人に急増した。
夜間診療を巡っては、新城市は当初、市民病院の夜間診療の充実を目指すことなどを考えていたが、名古屋大など4つの大学から
支援をもらえず、計画は宙に浮いた。
このため、市は、今年度から健康医療部を発足させ、新城医師会と交渉を続けるなどした結果、豊橋や豊川などの医師会から
協力を受けることができ、夜間診療所開設にこぎ着けた。
(中略)
夜間診療所の診療には、新城医師会に加え、豊橋市医師会、豊川宝飯医師会などの医師17人が輪番で診療にあたる予定という。(岡田匠)