08/10/31 15:05:02 ZvSYQdoa0
現場から:看護師不足と雇用 /神奈川
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県内の病院で重体の友人を見舞った時、看護師不足の深刻さをまざまざと感じた。人工呼吸器、カテーテルなどが
体のあちこちに取り付けられていたが、深夜になると無意識に外す危険があるとして、催眠鎮静剤の投入量が増やされた。
「十分なケアには夜間のスタッフが足りないんです」と看護師は申し訳なさそうに説明した
▼神奈川労働局によると、8月の県内有効求人倍率は7カ月連続悪化の0.81倍。求職者1人に対して求人が1社に満たない状況で、
ハローワークはどこも連日、求職者であふれている。これに対して同月の看護師、助産婦、保健婦の新規求人倍率は4.29倍だった
▼失業者があふれ派遣社員などの非正規雇用が増える一方、命にかかわる医療従事者は慢性的な人手不足が深刻さを増し、
限界に達している。この矛盾。あらゆる関係者」が一丸となって取り組まなければ解決しえないのではないだろうか。【田中義宏】