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赤十字病院産科10床増 国の上限撤廃受け実現へ /山梨
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産科医不足で出産を扱う医療機関が激減する中、山梨赤十字病院(富士河口湖町)で産科病床数が10床増える
予定であることがわかった。厚生労働省が、2次医療圏(一般救急・入院患者に対応する地域)ごとに決められている
病床の上限枠を産科については外すことを認めたため可能となった。近く厚労省から許可が出る見通しで、
全国的にも素早い動きだという。
同病院の産科は現在22床で、4人の産婦人科医が担当している。07年度の出産件数は585件だが、今年4月に
同じ医療圏にある都留市立病院が出産の取り扱いをやめたことなどから、08年度は700件以上と見込んでいる。
病床数は、2次医療圏ごとに各都道府県が基準数を決める。これによると、山梨赤十字病院がある
富士・東部医療圏は183床の過剰状態(07年12月1日現在)で、原則、増床は認められない。しかし、
厚労省は医療法の施行規則を一部改正し、出産を扱う医療機関の能力を最大限に活用するため、増床を認めることを決定、
3月に都道府県に通知していた。医療関係者によると、県は、県東部地域で出産できる病院がなくなったため
対応を検討していたところ、山梨赤十字病院が県に増床を要望。県は、医師や助産師らが確保されていると判断し、
厚労省に増床を申請していた。