08/09/09 11:22:54 qlv6sLzd0
>>791
一度でも、胎児心拍が徐脈になると、もう戻らないものであれば担当医の注意違反と考えられるが、
実際は、徐脈になっても、またもとに戻ることの方が圧倒的に多い訳だし、そうなったとしても
生まれてきた子供に障害がないことの方が、圧倒的に多い。
子宮が、陣痛とともに収縮し、胎児が圧迫されて徐脈になること自体は、ごく普通のことであり
1回徐脈になったから、緊急帝王切開では、今の2~3倍は帝王切開が多くなる。
胎児心拍をモニターして経過観察を行い、2回、3回と同じ状態になり、心拍の改善が見られない
のなら、はじめて緊急帝王切開を考える。緊急帝王切開の判断から、30分以内に手術開始、出産できれば
過失は無いと考えられるが、判断から30分以上経過すると、少し医療側に分が悪い。
ただ、30分というのはあくまでも、好ましいということであって、必ずしもという訳でない。
30分以内が無罪、31分は有罪という訳でない。施設により準備にかかる時間は異なるし、もちろん
日勤帯、夜勤帯さらには平日、休日によっても異なる。また、一番大切な週数が書いてない。
生ませて大丈夫な時期なのか、それとも、もっと胎内にいなければならなかった時期なのか。
上の記事だけ読んだのでは、これだけで、医療側に落ち度かあるかどうかの判断ができないが、
裁判の行方は大変気になります。