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妊産婦受け入れ拒否:市立札幌病院でも77件 道議会委で07年度調査 /北海道
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東京都内の妊婦が都内8病院で受け入れを断られ、出産後に死亡した問題を受け、道が高度な医療を提供する
産婦人科病院の対応を調べたところ、07年度に市立札幌病院で77件、旭川厚生病院で2件の受け入れ拒否があったことが分かった。
4日の道議会保健福祉委員会で、自民党・道民会議の北原秀一郎氏(紋別市)の質問に道が答えた。【鈴木勝一】
◇道「医師や治療施設の数少ない」
道が調べたのは、新生児集中治療室(NICU)などを備え、高度・専門的な周産期(出産と前後の時期)医療の提供が可能な
総合周産期母子医療センターとして、道が6圏域ごとに認定している6病院。その結果、救急隊員や別の病院の医師の受け入れ要請を
拒否したのは、市立札幌病院で要請255件中77件、旭川厚生病院で要請115件中2件あった。他の釧路赤十字、函館中央、北見赤十字、
帯広厚生の4病院では断ったケースはなかった。
市立札幌病院によると、断った内訳は▽9床あるNICUが満床・17件▽産科設備のある病床が満床・34件▽別の病院の方が迅速に対応できる
などと判断・26件。このうち新生児が死産したケースが1件あったが、そのほかは妊婦と新生児に危険が迫ることはなかったという。