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産婦人科医会2次救急撤退 札幌市、協力病院確保へ
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札幌市産婦人科医会が重症患者を診る2次救急体制から9月末で撤退する問題をめぐり、札幌市は18日、
救急患者の受け入れが可能な拠点・協力病院を確保し、10月から試行的に1次、2次救急の受け皿とする代替案を示した。
代替案によると、協力病院は3、4施設、拠点病院は1施設を確保する。まず市が1次救急の夜間急病センターに
新設を決めた相談窓口の看護師などが、救急処置の必要性を拠点・協力病院の医師に打診。
救急処置が必要な場合、受け入れ可能な協力病院に引き受けてもらう。協力病院が受け入れられない場合は
拠点病院に搬送し、二段構えで対応する。
市によると、すでに拠点・協力病院について複数の2次救急病院から内諾を得ているという。
10月から試行的に開始し、途中で運用実態を検証する方針。
札幌市内では現在、2次救急の9病院が毎日交代で夜間の1次救急も兼務しているが、医会は
「自らの患者も抱え、負担は限界」と夜間急病センターに産婦人科医の常駐を求めていた。
しかし、市は財政難などを理由に拒否。1次、2次救急の空白をどう埋めるかが焦点となっていた。