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市議会道立紋別病院特別委~市長「一次救急は市が担う」
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18日開かれた紋別市議会の道立紋別病院問題に関する特別委員会(柴田央委員長)で、救急医療の現状について市側が報告を行った。
一次救急については紋別医師会による輪番制に道立紋別病院が加わる体制が9月末まで行われ、それ以降は協議することになっていたが、
この点について市は「9月3日に紋別医師会と話し合った結果、諸条件の整備のもと、平成21年3月までとの話がでた」という。
当面、今年10月については「道立紋別病院も加わり紋別医師会と輪番制で実施する。11月以降は輪番制から市内の一内科病院が抜けるが、
その補完として上渚滑診療所が輪番制に加わることが諸条件のなかに入っていることから、上渚滑診療所と協議中である」ことが報告された。
こうした情勢から市は「一次救急は紋別市が責任を持って行うことになった」として、市がなんらかの救急機関を設ける考えを示し、
「現在、庁内に検討会議を設置し、施設や医師招聘の条件等の体制を早急に進めていきたい」と述べた。
委員(議員)側からは「救急の医師となれば内科、外科それぞれ複数が必要で、そういう施設を市が整備するというのは
現実的には不可能な話ではないか」と疑問視する声が出た。
市の担当者も「我々も苦慮している。厳しいことは重々承知している」と答弁。宮川市長は「既存の病院を使わせていただくとか、
さまざまな方法が考えられる。とにかく市が一次救急を担えるよう頑張りたい」と決意をにじませた。
委員側からは「市が(一次救急医療の)全てを独自で行うのは無理。医師会への誠意の尽くし方について、
市長を先頭に頑張ってほしい」などの意見が出された。