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舛添厚労相:後期高齢者医療「改革発言」後退
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舛添要一厚生労働相は24日夜、再任の記者会見で、後期高齢者医療制度の見直しについて「(新制度は)
リフォームされ住みよい家になったが、さらにもっといいものにする。改善、改善の方向だ」と述べ、
「抜本改革」を表明していた自らの発言を後退させた。25日にも厚労相直属の有識者会議「高齢者医療制度に関する検討会」を設置し、
1年程度かけて見直し案を検討する考えを示した。
舛添氏は19日、年齢のみで対象者を区分しないことなど見直し案を表明。だが、「独断専行だ」との批判を受けて、
大企業中心の健康保険組合に加入している人は75歳以降も加入し続けることができるようにする案を一例として示していた。【佐藤丈一】