08/12/05 12:37:36 tOP1AQfl0
当該科が手術中ならまだしも、
麻酔科が「多忙」なだけで患者を受け入れられない都内大学病院もあったっけ。
「麻酔科オペ止め」(笑)
外科系診療科は人手が足りなければ当直でなくても召集されるものなのに。
当直が「外食」に行っているからという「食止め」なんてのもあったなぁ。
・・・「食止め」って、患者が検査や手術のために食事を禁止されることだったと思うけど。
でもね、
夜間の緊急手術で麻酔医が足りない時、助教授(今で言う准教授)が登場する関東近郊の大学病院もあったな。
外科系独り当直で交通事故で手術が必要な患者を診ていた時、
「先に開けて(手術を始めて)おいて」と電話で言って駆けつけてくれた先生もいたな。
ベッドがなければ椅子でも・・・とか、
専門医がいないから・・・
なんて書込みがあったけど、
実際のところ「満床」の場合は受け入れは難しいんですよ。
簡単な例をいくつか挙げてみますと、、、
交通事故の患者で、手術が終わった直後に転送することなんてできませんよ。
脳梗塞の治療は時間制限があって、それを過ぎると特効薬が使えなくなってしまうんです。
自分の病院で診療できない患者を受けて、患者のためになるのでしょうか。
他に対応可能な病院で診療してもらう方がいいのでは?特に東京のように大病院が沢山ある地域では。
満床、手術対応不可の場合、救急隊の受け入れ要請に対しては
「初療(初期診療)だけなら可能です」
と救急をやっている者は答えるものですけどね。
路上生活者を露骨に嫌って、救急隊に必ず「臭くない?」なんて聞くところもあるけど。