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新制度へ 診療態勢を点数評価(動画あり)
URLリンク(www.nhk.or.jp)
緊急の重症患者の治療に当たる「救命救急センター」で、患者が受け入れを断られる問題が相次いでいることから、
厚生労働省はセンターの診療態勢を細かな基準に基づいて点数で評価する新たな制度をつくり、態勢の強化を図ることになりました。
「救命救急センター」は緊急の重症患者の治療に当たる中核的な医療機関で、最後の砦ともいわれますが、今年1月、
大阪・東大阪市で交通事故にあった男性が5つのセンターに受け入れを断られ死亡するなど診療態勢が問題になっています。
ところがA、B、Cの3段階で評価される現在の制度では、200余りあるすべての「救命救急センター」が最も高い「A」となっていて、
実態に合っていないと指摘されていました。このため厚生労働省は、センターの診療態勢を細かな基準に基づいて
点数で評価する新たな制度をつくり、態勢の強化を図る方針を決めました。新しい評価制度では、▽麻酔医や看護師が常に待機し、
救急患者が搬送されればすぐに手術できるかや、▽循環器や脳神経などの難しい疾患に専門医が24時間対応できるかなど、
37の基準で行われ、最高は101点になります。一方、▽特定の診療科以外は救急患者を受け入れないなどセンターとしての役割を
十分果たしていない場合は、マイナスの点数がつけられることになっています。厚生労働省では来年度からこれらの点数を公表し、
各センターによりよい態勢づくりを促すことにしています。