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療養病床:6割削減目標を正式断念 厚労省
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厚生労働省は5日、自民党社会保障制度調査会で、長期入院施設、療養病床を12年度に6割減の15万床とする目標について、
断念する考えを正式に表明した。4割減にとどめ22万床残すことで、約3000億円と見込んだ医療・介護給付費の削減幅は
約1200億円に縮むという。
厚労省は06年2月、38万床あった療養病床のうち、介護保険適用の介護型(13万床)全廃を法案化し、
医療保険適用の医療型(25万床)を15万床まで減らす目標を立てた。
しかし、その後回復期リハビリ病棟(2万床)を削減対象から外した。さらに07年度に医療型療養病床の必要数を見積もったところ、
約22万床にも上ることが判明した。3万床前後を要するリハビリ病棟も含めた総数は当初の25万床と変わらなくなる見通しだ。
これに伴い、医療費の削減幅は当初見通しの4000億円から200億円に大幅減。1000億円増とみていた介護費は1000億円減になるという。
【吉田啓志】