08/08/02 18:12:30 VIyeJiXc0
ドクターヘリ運用開始 小松島で記念式典 /徳島
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徳島県は1日、ドクターヘリ機能を導入した消防防災ヘリ「うずしお」の運用を始めた。医師派遣に関する基幹協力病院となる
徳島赤十字病院(小松島市)で記念セレモニーがあり、関係者が救命率向上に期待を寄せた。
徳島赤十字病院屋上のヘリポートで飯泉嘉門知事と病院関係者らがテープカットした後、院内でセレモニーが開かれ、
医療・消防関係者ら約90人が参加した。
知事は「助かる命を助けるには初動が大事。ドクターヘリ機能の導入で県民の安全・安心が一層深まることを期待している」
とあいさつ。同病院の片岡善彦院長も「医療関係者としてできる限りのことをしていきたい」と抱負を述べた。
ドクターヘリ機能の導入は機動力を生かした迅速な治療や搬送が目的。新たに自動人工呼吸器を備えたほか、11月には
保育器に対応できるよう電源機能を強化する。
「ドクターヘリ」運用開始
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(中略)
「ドクターヘリ」の運用開始にあたっては、「うずしお」に積む人工呼吸器などが備えられたほか、徳島赤十字病院や
徳島大学病院など4つの病院で医師が同乗する体制をとっています。「うずしお」は、ふだんは徳島空港に待機し
要請を受けて県内各地に向かうことになっています。式典ではすでにドクターヘリを運用している和歌山県立医科大学の
篠崎正博教授の講演も行われ、篠崎教授は「ドクターヘリ」が将来目指すべき目標として「半径50キロの範囲に1機ずつ配備し、
15分以内に現場に到着すること」を挙げていました。徳島県ではこの条件はまだ満たしていませんが、県によりますと、
県南部の海陽町から大きな病院に患者を運ぶ場合、救急車にくらべて、到着するまでの時間をおよそ30分短縮できるということで、
県では「一刻をあらそう事態では大きな力になるだろう」と話しています。