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「厳しい地域の現実」 富士市の医師誘致高額助成案
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産婦人科の閉鎖危機回避のため医師確保に飛び回る富士市立中央病院の山田治男院長は22日、
市内で開かれた地域医療シンポで、市が医師誘致策として打ち出した勤務医の独立開業に最高1億円を助成する制度案について、
「地域エゴ丸出しは好ましくないが、そうしないと地域の最低の医療がたち行かなくなったということ」と厳しい現状を語った。
産婦人科については、23日から、来年春3、4月以降に出産予定の新規患者を、他の医療機関に案内していく方針を示した。
山田院長は医療の現状を「崩壊危機といわれるが、現実は既に崩壊」と厳しく指摘。その上で市の高額助成案に触れ、
「地域エゴを出せば、別の所で医療が危機に陥るかもしれないが、24万都市でお産ができなくなる自体はゆゆしきこと。
行政もそう決断した結果」と述べた。
一方、「制度が起爆剤になって医師確保につながれば―」と期待を表し、「(他の)地域に悪影響を与えず
医師が確保できればいいが、そううまくはいかないかも」と、医師の奪い合いの構図の中で確保に動く複雑な思いを明かした。
新患の他機関への紹介については「現状、来春以降のお産を責任を持って受け入れる体制は確保できていない」と説明。
産後ケアも織り込み来年3月以降に出産が見込まれる患者を他の医療機関へ案内していくとした。