産科医絶滅史59巻~もっと慰謝料出サンカイ~at HOSP
産科医絶滅史59巻~もっと慰謝料出サンカイ~ - 暇つぶし2ch282:卵の名無しさん
08/06/22 20:58:27 XPn6A7wU0

激震6時間後に男児出産…破水→ハンドル握り病院へ
岩手・宮城内陸地震
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)

岩手・宮城内陸地震が起きた14日、揺れが収まった直後に自宅で破水した岩手県平泉町の妊婦が、元気な男の子を産んだ。
自分で車を運転して近くの医院に行き、さらに約50キロ離れた宮城県内の病院に運ばれた。
予定より1か月以上早く産声を上げた男児は、すくすく育っている。被災地では21日、仮設住宅説明会が開かれるなど、生活再建に向けて動き出した。
主婦伊藤真希さん(24)は午前8時43分、自宅2階のソファでテレビを見ている時に激しい揺れを感じた。膨らんだおなかを両腕で抱え、揺れが収まるのを待った。
1階の祖父母の無事を確認し、部屋に戻って横になったとたん、破水した。
夫と母は留守で、祖父母は車の運転ができない。病院にも電話をしたが、つながらなかった。しかも、初産。それでも、「私がこの子を守るんだと思うと、
気持ちが不思議と落ち着いた」と伊藤さん。「被災者の搬送で忙しいだろう」と救急車は呼ばず、自らハンドルを握り、かかりつけの産婦人科医院に向かった。
胎児は逆子で、へその緒が絡んでいたため、設備が整っている宮城県大崎市の大崎市民病院へ搬送されることになった。到着は破水から約4時間後。
すぐに帝王切開手術が行われた。
地震から約6時間後の午後3時20分、男児の大きな産声が手術室に響いた。体重は2210グラム。夫が好きなサッカーにちなみ、「秀翔(しゅうと)」と名付けた。
「地震の中で生まれてくれた子供を大切に育てていきたい。大きくなったら、誕生日に何があったか聞かせたい」と、伊藤さんは自分の指先をぎゅっと握りしめる小さな命を見つめた。
手術を担当した末永香緒里医師は「破水と地震の揺れとの因果関係は分からない。逆子だったので、すぐに手術をする必要があった。無事に出産できて良かった」と母子を見守っている。

(2008年6月22日03時02分 読売新聞)



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