08/07/27 09:46:12 paGpfuSL0
精神科医は、内科における血圧だとか血糖値のようなだれにとっても
わかりやすい客観的なデーターで病気を判断することができない。
だから精神科医は、内科だとか外科の先生以上に、患者と向き合う
自分の姿勢で患者の治療にあたらなくてはならないわけだ。
だから精神科医になるためには「精神科医として自分の考え方を整理する
必要がある」と言われているわけだ。
だけど「精神科医として自分の考え方を整理する」っていったいどういう
ことなんだよ?
考えれば考えるほど精神科医と患者の違いは医師免許の有無だけだ。
だけど医者の国家試験は、精神科でない身体医学の問題で成り立っている。
そもそも医者の国家試験とは内科や外科の先生の業績集なのである。
だから、精神科医にとって医師免許の有無はきわめて事務的な問題で
あって、精神科医のアイデンティティとはかけ離れたものだと思うんだよ。
精神科医として自分の考え方を整理する、その唯一の割り切れる方法は
精神科にいかないことなんじゃないのか?そういうふうに考えてしまったら
もう精神科に行くことは出来ないでしょうね。