【福島】不当逮捕された産婦人科医師を救え37at HOSP
【福島】不当逮捕された産婦人科医師を救え37 - 暇つぶし2ch262:卵の名無しさん
08/05/17 11:00:09 r+FYjO/Q0
産科医「過誤ない」 福島・大野病院事件結審
URLリンク(www.kahoku.co.jp)

 福島県立大野病院(大熊町)で2004年、帝王切開中に子宮に癒着した胎盤を剥離(はくり)した判断の誤りから女性患者
=当時(29)=を失血死させたとして、業務上過失致死罪などに問われた産婦人科医K被告(40)の最終弁論が16日、
福島地裁(鈴木信行裁判長)であった。弁護側が「患者が亡くなったのは重い事実だが、施術に過誤はなく、可能な限りの医療を尽くした」
とあらためて無罪を主張し、結審した。判決は8月20日に言い渡される。
 弁護側は「医師の裁量権そのものが問題とされた事件。医師は時々刻々と変化する病状を判断して処置するしかなく、結果から
是非は判断できない」と、起訴した検察を批判。「周産期医療の専門家の意見に耳を傾けずに立件し、医療界全体に大きな衝撃を与えた」
と事件化したことの影響を強調した。
 最大の争点の「剥離を続けた判断の正否」については、「検察側証人の医師も公判で、剥離を続けるのが通常と証言した」と指摘。
剥離をやめて子宮摘出に移るべきだったとする検察側主張を「非現実的な処置で、机上の空論」と切り捨てた。
 胎盤剥離時にクーパー(医療用はさみ)を使用したことの可否に関しては、専門家の証言を引用しながら「剥離を急ぎ、子宮筋層を
傷つけないために使った」と妥当性を主張した。手術前、癒着胎盤と大量出血を予見できたかどうかについては、K被告が手術前と手術中に
超音波検査を行うなど慎重な処置を繰り返したことを挙げ、予見は不可能だったとした。
 公判ではK被告が最終意見陳述を行い、「最悪の結果になり申し訳ない。ご家族にはつらい思いをさせてしまった」と謝罪。その上で
「再び医師として働かせてもらえれば、地域医療の一端を担いたい」と語った。
 検察側は禁固1年、罰金10万円を求刑した3月の論告で「継続すれば生命に危険が及ぶ状況でも漫然と剥離を続けた。安易な判断で
被害者を死亡させた過失は重大」と述べた。
 起訴状によると、K被告は04年12月17日、女性の帝王切開手術で胎盤と子宮の癒着を確認し、剥離を開始。継続すれば大量出血すると
予見できる状況になっても剥離を続け、女性を失血死させた。


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