09/10/17 07:36:37 IbUO4dFL0
医療センターのPFI中止で高知の医療問題は解決されたのか?
マスコミは医療センターへの税金投入を問題にするが、県の事業に
税金を用いること自体が悪いわけではない。
警察や消防、水道や学校なんか売り上げや利益がでる事業でもないだろ。
今回の問題の本質は、もっと根が深く、公立病院事業そのものの存在意義が問われていることだ。
税金で大病院を作り、赤字が出たら「税金投入する不採算事業」、黒字が出たら「民業圧迫」。
じゃあ、どうやって経営したらいいのか?
そもそも高知県に大病院が必要なのはなぜなのか?
この理念を共有できていない状態を、知事・県議員、マスコミ、県民が意識できていない。
だから赤字が出ただけで議員とマスコミ総出で叩きまくる。
PFIで赤字というのは、モラルハザードという問題はあるが、そんなに大したことじゃないのだ。
高知県民にとって医療センターとは、「金が無いのに老人や病院を助けるぜいたく品」か、
それとも「高知県の急病・重症患者にとっての守るべき最後の砦」なのか。
元気だけ良い県会議員はもう少し勉強したほうがよいだろう。