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道内病院、医師確保「緊急に必要」3分の1超
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道内の民間を含む458病院のうち、「緊急に医師確保が必要」な施設は3分の1超の
166病院にのぼり、不足している医師数は計458人にもなることがわかった。
道が初めて実施した全病院対象の「医師勤務実態調査」で明らかになり、9日の道議会
保健福祉委員会で報告された。
道は昨年8月、自治体病院と公的病院計114施設に同様の調査を行った。
今回は民間も加えた全604病院に対象を拡大、75%の施設から回答を得た。
その結果、札幌、旭川などの都市部とその他の地方との医療格差が浮き彫りになった。
病院が入院患者数に応じて配置すべき標準医師数の「充足率」で見ると、道内21の
2次医療圏の中でも札幌(石狩支庁管内)と上川中部(旭川市など含む)は160%を
超える一方、南檜山(江差町など)は78%、北檜山渡島(長万部町など)は81%と
大幅に不足していた。
「緊急に医師を必要としている病院の割合」では留萌が62%、北檜山渡島と根室が57%、
北網が56%。必要とされる医師を診療科目別に見ると、内科系が計178人(38%)、
外科系が計88人(19%)、産婦人科・小児科は計65人(14%)だった。
全道の病院医師数は、2006年4月から1年間で8人減ったが、その後10か月間では
49人減の5466人となった。病院勤務を辞めて診療所を開業した医師も含まれると見られる。
(2008年6月10日 読売新聞)