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西胆振の助産施設が3カ所に 新日鉄、日鋼両病院開設 低所得妊婦に対応
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生活保護を受けるなど経済的に苦しい世帯の妊婦が、入院助産制度に基づき、無料や少額の負担で出産できる
「助産施設」が6月にも、新日鉄室蘭総合病院と日鋼記念病院に開設される。これにより西胆振で助産施設を備えた病院は、
従来の市立室蘭総合病院1カ所から3カ所に増える。
新日鉄病院は既に知事の認可を受けており、日鋼病院も現在申請中で来月中には認可を受ける見通し。両病院は、
産科医不足で市立病院だけでの助産施設運用に不安がある室蘭市の要請を受けて申請した。西胆振での同施設の認可は
1969年以来39年ぶりとなる。
入院助産制度は、前年度の所得税額が1万6800円未満の世帯の妊婦が対象。このうち生活保護世帯の場合は、
認可を受けた病院で無料で出産できる。費用は市と道が4分の1、国が2分の1を負担する。
室蘭市子ども家庭課によると、同制度利用者は例年10件前後、2007年度は9件だった。市は関連条例の改正案を
6月の定例市議会に提案する見込み。(井上雄一)