08/05/13 18:37:38 +NZj779P0
内科医ですが
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現在、医療はまさしく崩壊の岐路に立っています。
今のままでは、間違いなく医療制度は崩壊するでしょう。
これをどうするかは、まさに国民の選択に掛かっています。
そして、その選択肢は、三つしかありません。
1、医療費・医師数をこのまま増やさず、医療は崩壊するに任せる。
しかし、その場合は、数年後には、産科・小児科・救急・外科等の診療科は、
すべて壊滅的な状況になり、悲惨な未来が待っているでしょう。
2、医療費と医師数を大胆に増やし、医療の再生を行い、
国民皆保険制度もそのまま維持する。
但し、必要な費用負担は、税金又は社会保険料のかたちで賄うことになります。
3、最低限の医療のみ公的保険給付の対象とし、
それ以上の高度の医療やサービスを望む場合は、全額自費診療とする。但し、その場合、高度の医療を受けるために、民間保険に加入する必要が出てきます。
要するに、アメリカ型の医療制度です。しかし、現在、アメリカでは、
高額の民間保険の保険料が支払えない無保険者が4000万人以上も存在し、
さらに、医療サービスを受けた場合の高額の医療費負担による破産者が、
カード破産者よりも多いという現実を知る必要があります。
マイケル・ムーア監督の映画「シッコ」に見られるような悲惨な医療制度です。
以上の選択肢のうち、あなたは、どれを選びますか。