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新生児集中治療室を新設 2011年度開院の新県立中央病院 /徳島
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徳島県は2011年度の改築・開院を目指す新県立中央病院(徳島市蔵本町一)に、新生児集中治療室(NICU)6床を
設けることを決めた。県内には徳島大、徳島市民病院に各6、計12床しかなく不足しているため。徳島大病院と一体となった
「総合メディカルゾーン構想」の一環で、同病院の総合周産期母子医療センターと連携し、未熟児や重症新生児の本格的な治療に乗り出す。
NICUは、人工呼吸器などを備え、超低出生体重児や疾患がある新生児を24時間体制で治療・看護する病室。
県周産期医療検討会が2000年3月、未熟児出生数などの実態から県内の必要病床を14、15床と提言したが、
全国的な医師不足の影響で勤務医が確保できないことや、維持費が高額で採算が合わないなどの理由から整備が進んでいない。
このため、県内のNICUは常に満床の状態が続き、昨年秋、県病院局が新設の方針を固めた。医師の確保については、
徳島大病院と協議した結果、両病院の間に設ける連絡橋を使い、それぞれの勤務医が両病院のNICUを行き来して対応することにした。
NICUは5階の産婦人科病棟に設置し、新生児回復期治療室(GCU)6床も設ける。県病院局の塩谷泰一管理者は
「今後も徳島大病院と一体となって県内の医療提供体制の充実に努めていきたい」と話している。