08/03/13 15:35:26 H4fwNQGe0
ウラかく戦略なら /奈良
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週末の記事が多く、しばらくご無沙汰(ぶさた)していました。常に事件や事故に気を取られていたことを思えば、
異色なニュースが話題になるのは平穏の象徴とも言えましょうか。
平城遷都1300年祭のマスコットキャラクターに対する反響のことです。県が2月12日に発表した直後から私たちの支局にもはがき、
メール、電話など読者から多数の声が届きました。「がっかりした」「仏に角が生えたように見える」など、男女年齢差なく
批判的意見が大勢でした。特徴はマスコットに反対を唱える人が実名で、擁護派や報道批判派がすべて匿名という点です。
本紙では今月2日朝刊1面で花澤茂人記者が変更を求める市民の動きと平城遷都1300年記念事業協会側の対応などをリポートし
「ゆるキャラ失格?批判200件」などの見出しが付きました。この記事が東京でも大きく載ったからでしょうか。翌日からは
民放の情報番組でも相次ぎ取り上げられ、その後、読売新聞にも全国版でこのキャラについて批判が出ているとの記事が載りました。
そもそも、協会は一昨年春に大仏の手のひらを立てたようなシンボルマークを決めた際に、「歓迎のはずがストップの合図に見える」
などの批判を受けました。マスコットキャラは、その教訓を生かして広く支持されるものが求められていたはずでした。