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4月から外来8科に 阪南市立病院 常勤医1人を補充
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医師の大量退職で入院受け入れを休止する阪南市立病院について、同市は22日、4月から常勤医1人を
採用すると正式に発表した。和歌山県立医大などからも非常勤医派遣が継続され、今春以降、
内科、外科対象の「総合診療科」など計8診療科で外来を実施する。
同市によると、この常勤医は、松岡徳浩氏(39)で、今月18日から非常勤の形で診療を始めている。
脳神経外科が専門で、内科、外科を含めた一般的な病気の診断・治療をする総合診療科と、リハビリテーション科を担当する。
同県立医大などから非常勤医の派遣も受け、循環器科、耳鼻咽喉(いんこう)科、眼科の継続も決定。
小児科、胃腸科・外科、歯科口腔(こうくう)外科を加えた8診療科体制で外来を行う。
岩室敏和市長は、松岡氏ら医師の待遇について「働きがいのある給与体系にしたい」として見直しを示唆。
入院については「今後も一人でも多くの医師を確保し、まずは内科、小児科の再開を目指したい」と語った。
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「地域医療に少しでも貢献できれば」。松岡氏はこの日、報道関係者に意欲を語った。
京大大学院博士課程修了で、各地の病院に勤務、米・ハーバード大に留学した経歴も。
現在は大阪市内の民間病院の院長を務めるが、報道などで窮状を知り、今月6日に
「力になれることはありますか」とメールを送ったという。診療を始めた松岡氏は
「患者さんから感謝の言葉をたくさん頂く。やりがいを感じます」と笑顔を見せた。