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「九十九里医療センター」断念 山武広域組合 6市町 合意ならず
知事「極めて残念」
東金市丘山台に2012年1月の開院を目指して設置が計画されている
「九十九里地域医療センター(仮称)」について、運営母体となる山武郡
市広域行政組合(管理者=志賀直温・東金市長)は15日、「運営理念
などに関して関連市町の首長の合意が得られなかった」として計画を断念
することを明らかにした。
計画は、老朽化した現在の県立東金病院を廃止して同センター(400床)
を新設、国保成東病院(山武市、150床)と国保大網病院(大網白里町、
100床)を支援病院として運営するもの。
同組合の2市4町の首長は昨年6月、医師を派遣する千葉大医学部に
センター長人事を一任することで合意していたが、この日の首長会議で
センター長の権限を巡って紛糾。東金市の志賀市長が「医師確保のため、
人事や予算編成、病床の(各病院への)割り振りに対する実質的権限を
持たせるべきだ」と主張して、権限に幅を持たせることを提案したのに
対し、山武市の椎名千収市長が「センター長の方針で各病院の病床数など
が見直される可能性を残すのは問題」などとして反対した。
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