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>>626続き
一方、藤枝市内のある助産師は「医師は助産師を過小評価している。病院では助産師も看護師のような仕事しかさせてもらえず、
技術が育たない」と批判する。「現状では病院勤務と開業助産師では技術に差があり過ぎる。最低でも触診だけで
逆子かどうか分かる技術が必要」という。08年度予算に助産師外来の補助金2520万円を計上した県こども家庭室は
「本来難しい手術を受け持つべき医師が正常分べんまで担当するのは効率が悪い。まずは助産師外来をてこ入れして
助産師の技術向上を図り、3年後をめどに院内助産につなげてほしい」と話している。
◇全国平均より少ない産科医
厚生労働省によると、県内の産科・産婦人科医は06年12月段階で264人。人口10万人あたりでは6.9人で、全国平均より1人少ない。
特に賀茂地域では3.9人、中東遠も4.2人と平均より大幅に低い。対して助産師は県内に706人いるが、その大半は病院勤め。
分べんを扱う開業助産所は十数軒しかなく、助産所で生まれる赤ん坊も1.4%にとどまっている。