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豪医師団体、移民依存先進国を弾劾
オーストラリア、アメリカ、カナダ、イギリスなど経済移民に依存する先進国群は、これまで
移民受け入れを「善行」として誇ってきたが、遂にオーストラリアの医師団体豪医師会
クイーンズランド支部(AMAQ)のロス・カートミル会長他がイギリスの医学誌「ランセット」に投稿し、
「医師会メンバーは、国内病院で働く海外訓練の医療従事者が数が
増えていることに危惧を感じる。クイーンズランドでは50%が海外訓練の医師だ。
ただし、イギリスで訓練された医師も含まれているが、我々は、先進国が第三世界の
医療従事者を輸入する現在の事態にいたたまれないものを感じる」と述べている。
一方、ランセット論説は、「オーストラリア、イギリス、アメリカ、カナダなどの先進国が、
アフリカ北部、インド、スリランカなどの地域から医療従事者を引き抜くことは犯罪的だ。
その地域に残された医療従事者は不可能なほどの患者を抱えてしまっている。
豊かな先進国が、資源の貧しい国々の将来を搾取し、浪費することをこれ以上
続けることは許されない」と厳しい調子でこれら英米系国家の行為を非難している。
これに対して、カートミル会長は、「私は、第三世界からの医学部卒業者輸入は
非道徳と呼びたい。犯罪という言葉はちょっと言い過ぎだと思う。しかし、どんな言葉を
使おうと、先進国が第三世界の医療従事者を引き抜くことは間違ったことで、オーストラリアは
医療知識の輸出国であるべきだと考えている。
やってくる医療従事者も故国では生活が苦しく、われわれが金をちらつかせるからやってくるのだ。
われわれは自国の福祉は考慮するが、彼らの出身国のことをまったく考慮していない。全国民が
この問題をよく考えてみるべきだ」と述べている。
一方、QLD保健省スポークスマンは、「州はアフリカ人医師を積極的に募集したことはない」と反論している。
ソース(日豪プレス):
URLリンク(www.25today.com)