08/03/21 18:34:25 SxetEtAt0
加藤被告に禁固1年罰金10万円を求刑 大野病院事件公判
URLリンク(www.minpo.jp)
福島県大熊町の県立大野病院医療過誤事件で、業務上過失致死と医師法違反の罪に問われた大熊町下野、産婦人科医加藤克彦被告(40)の論告求刑公判は21日、
福島地裁(鈴木信行裁判長)で開かれた。検察側は禁固1年罰金10万円を求刑した。
公判では癒着胎盤という稀少な症例に対する手術中の措置が大きな争点になっている。検察側鑑定医が「胎盤はく離が困難になった時点で中止すべき」としたのに対し、
弁護側鑑定医は「はく離は完了すべき」とするなど12回に及んだ公判では検察、弁護側が真っ向から対立していた。
また、多くの医療団体が強制捜査に踏み切った捜査手法などに抗議するなど全国的な注目を集めたほか、医師法21条の異状死についても事件をきっかけに学問的な議論が生じている。
起訴状によると、加藤被告は平成16年12月17日、楢葉町の女性=当時(29)=の出産で帝王切開手術を執刀し、癒着した胎盤をはがし大量出血で女性を死亡させた。
女性が異状死だったのに24時間以内に警察署に届けなかった。
(2008/03/21 18:28)