08/06/15 18:33:57 6dQCoUat0
>>122
マクロライドの少量長期投与は、一般内科ではあまりやりませんが、
呼吸器内科ではよくやります。耳鼻科と同じように。
マクロライド少量長期投与はもともと、DPBという細気管支の炎症を
起こす原因不明の呼吸器の病気の治療法なのです。
「びまん性汎細気管支炎(DPB)」、「マクロライド少量長期投与」で
検索してみてください。
DPBではなくても、痰が多い患者さんや、副鼻腔炎を合併している気管支炎の
患者さんは、マクロライド少量を試してみることが多いです。
副鼻腔気管支症候群(SBS)でも勉強してみてください。
効く人も効かない人もいます。でもあなたは、マクロライドが有効の
ようなので、使うといいと思います。
胃腸の調子はモチリン作用という消化管蠕動促進作用の副作用なので
(一般にはそんなに重篤なものではないので)飲む時間とかを調整して、
クラリスが使えるといいですね。(またはモチリン作用の弱い新薬に期待)