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東京新聞【社説】2008年9月29日
政管健保分割 効率化で医療の充実を
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全国単一の政府管掌健康保険(政管健保)が10月1日から都道府県別の「協会けんぽ」に分割される。
それぞれの地域の医療事情や加入者の意向を考慮したうえで効率的な運営が求められる。
政管健保の分割は、医療制度改革の一環として2006年の法改正で決まった。
政管健保には中小企業の従業員と家族合わせて約3600万人が加入しており、3500近い医療保険の保険者の中で最大規模だ。
従来、国(社会保険庁)が保険者として運営してきた。10月以降は新たな保険者として公法人「全国健康保険協会」
(協会けんぽ)が発足し、都道府県の支部ごとに財政運営される。支部長は民間から登用される。
国民健康保険(国保)のように市町村別に分かれていては財政基盤が不安定だが、反対に政管健保のように
全国単一の組織では財政がどんぶり勘定に陥りやすい。分割されるのはこのためだ。